今日は、母の話から。
母は、今年の夏で80歳になります。
10年ほど前からグレーヘアにして、今では前髪がほぼ真っ白で、後ろの方は白と黒が半分ずつ混じったグレー。
パーソナルカラーのシーズンはサマーなのですが、このシーズンはグレイッシュヘアが特にきれいに決まるなと思って観察しています。
白髪を染めていた70代初めまでは、ニュートラルな色を身につける事が多かったのですが、思い切って染めるのをやめてから、徐々に明るい色を着始めました。
私が勧める色も、最初は抵抗があったようですが、一旦着てみると徐々に心の扉が開いたのか、今ではどんどん新しい色にチャレンジしています。
よく「年齢を重ねるときれいな色を着た方がいい」と言われますが、本人は「そんなそんな、もう歳だからそんな派手な色は着られないわ」などと思ったりするものですよね。
こういう方は心理的に色を受け付けない場合もあるかと思いますが、過去にトライしてみて似合わないと感じた経験があったり、単純に色を着慣れていない事が原因だったりします。
例えば、うちの母が好きな「華やかな濃い紫」などは、黒髪時代だと紫との組み合わせの個性が強すぎて、感覚的に受け入れられなかったようです。
それが、髪が白くなり、紫とのバランスがマイルドになったので着られるようになったというわけです。
色を楽しむ、おしゃれをする、という行為は、人の感覚を活性化してくれるものです。
母も70代半ばくらいからパソコンや体操を習い始めたり、友達と食事に出かけたりと、何だかパワーアップしております。
女性が、歳を重ねてより美しく、そして元気でいるために。
ライフステージの節目に「自分に似合うもの」を見直してみるのはとてもおすすめです。
「社会人になった」「お母さんになった」「昇進した」「アラフォーからアラフィフになった」「グレーヘアにすると決めた」「起業する」「第2、第3の人生をスタートさせると決めた」「人生後半も楽しむぞ!」などなど、きっと節目は人それぞれ。
トリドリスタイルは、皆さまの次のステージを楽しく彩ってくれる色をナビゲーションできると、とても幸せです。
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